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2018-04-03

寿司屋物語銀座編83 春の極みメニューのテーマは温故知新

桜が満開のこの季節になり春の極みコースのメニューを試作したり構成を考えております。

冬メニューで導入した新作の蟹味噌クリーム天ぷらが予想以上に好評をいただいておりこんだけ評判良い料理を下げる必要は無いかなぁということで継続して提供します。

自分で言うのも何ですがこれほんとに美味いので食べて頂きたいです。


冬メニューの季節の一品で鱈の白子が人気だったけど当然鱈が終わったので春は蛍烏賊の酢味噌和えを提供しています。
これは今月いっぱいかな?
肝がふっくらしてて美味しいですよー
そしてつまみのメインのビーフシチューに代わり新メニュー「熟成肉の牛すじとハチノスのトマト煮」
いわゆるイタリア料理のトリッパです。
元々トリッパ大好きでイタリアンに食べに行ってメニューにあると必ず頼んでるメニュー。
下処理が大変と聞いてたけどほんとに大変です(笑)
ちょっぴり後悔してたりして(笑)
先日試作しましたがなかなか良い感じでフワフワのハチノスと4種類のイタリアンビーンズが相性バッチリ。
そして春の極みコースのテーマが「温故知新」なのですが理由は寿司屋のカテゴリーのとらわれず新しい事にトライしてるのも自分のスキルアップとお客様に喜んでもらう上で重要なんだけど寿司屋としての原点に戻ってみる部分も必要かなと思ったんですよね。
なので大井町時代に人気だった「焼きたて出汁巻玉子」を復活させようと思います。
大井町の時はお客様のオーダーを頂いてから目の前で焼いて提供してました。
ある意味看板メニューでした。
江戸前寿司のネタとしては鉄板ネタだし玉子焼き嫌いな人は殆どいませんからね。
そして同じく大井町時代人気だった「かんぴょう巻き」を寿司の〆に出そうと思います。
甘辛く炊いたかんぴょうにわさびを入れて巻くと美味しいんですよねー
これぞ江戸前寿司ネタ代表ではないかと。
魚介は旬が短いからどんどん変わっていきますがいまは生のとり貝が美味しいしこれからは穴子の旬に突入します。

春の極みコースのメニューは
季節の前菜
お刺身の盛り合わせ
牡蠣(漁が終わり次第終了)
季節の一品(蛍烏賊酢味噌和えetc)
蟹味噌クリーム天ぷら
天然帆立のバター焼き(旬が終わり次第別メニュー)
出汁巻玉子
牛すじとハチノスのトリッパ風煮込み
季節のお寿司6貫
かんぴょう巻き1貫
うにく1貫
お椀
デザート

という構成になります。
旬のネタが終わってり天候により入荷が無い場合は次第随時変更しますのでそこは臨機応変に。
春も美味しい魚達が有りますので皆さんぜひ銀座にお越しくださいませ。
ご予約はこちらからどうぞ!
https://yoyaku.toreta.in/sushisaisho