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2016-05-29

寿司屋物語銀座編52 ベルリンフィル御一行様

ちょっと前の話しですが先日世界最高峰オーケストラベルリンフィルのメンバーがおひる食べに来てくれました。

日本公演がサントリーホールで行われてましてその合間を縫って来てくれたのです。

なぜちっぽけな銀座の寿司屋に彼らが来たかと言うとお客様でドイツ在住の指揮者太田雅音さんが音楽繋がりでBFOのメンバーと交流がありたまたま彼の帰国日程と日本公演のスケジュールが重なったので連れてきてもらえる事になったのです。

おまけになんとその日の夜の演奏会のゲネプロ(本番練習)を午前中見学させてもらいました!

世界最高峰のオケをしかも無料で聴けるなんてこんなチャンスはない。

それはそれは素晴らしい演奏でしたよ。

私はホルンという楽器を吹きますがとても同じ楽器とは思えない音でした(笑)

 

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ゲネプロが終わりダッシュで戻ると間も無く彼らもタクシーで駆けつけご来店。
さっきまでステージで演奏してた人達が目の前に笑顔で現れました。
さすがに緊張しましたよ。
オーケストラに関心ない方にはあれですが野球で言えばヤンキースのメンバーがきた様なもんですからね。
そしてホルンの2ndを吹いていたAndyも来てくれました!
とても素晴らしい下吹き(低音担当)でした。
緊張感の中お刺身出して握り出したらスマホやらカメラで撮影タイム。
この辺は万国共通ですね。
彼らは口々に「Sushi master!」と連呼して拍手してくれてこっぱずかしく感じました。
「楽器を演奏するより寿司の方が簡単だよ」って言ったら「そんなことはない、貴方は見せる事で楽しませて会話でまた楽しませてそして美味しい寿司を握る、これは我々と同じ仕事だよ」と言ってリスペクトしてくれました。
私が長期ブランク明けから下手ながらホルン吹いてる事など話したらとてもよろこんでくれました。
気のいいイタリア人の彼は「ベルリン遊びにいつでもおいでよ!ゲストとして迎えるからさ!そんかわし寿司握って!」だって(笑)

帰る時に飾っている手ぬぐいにサインをしてもらいました。

かっこいいでしょ?

そんなこんなで楽しい時間をいただき紹介してくれた太田さんには感謝です。

彼は6月上旬収録の題名の無い音楽会で指揮をする為に帰国してます。

7月下旬あたりに放送予定だそうですので良かったら見てくださいませ。

下手だけど英語話せて良かったと痛切に感じた日でした。

いつかドイツで寿司パーリーやりたいですね。

また来日公演の際に寄ってもらいたいと思います。