toggle
2020-09-23

寿司屋物語銀座編126 クラファンスタート!

皆さまこんにちは。
いつも応援頂きまして誠にありがとうございます。
先にお知らせいたしました通りクラウドファンディングを本日9月23日午後14時よりスタートさせて頂きます。
集まりましたお金は主に内装改装費用に使わせて頂きます。
ご無理のない範囲でご支援をいただきたくお願い申し上げます。

本日は私の52回目の誕生日となります。

正直なところこの様な事態でこの日を迎えることになるとは思いませんでした。

予定では6月から銀座にはオリンピックに伴い日本中から、いや世界中から人が集まり賑わっていたことでしょう。

まさか新型コロナウィルスにより自分の店が銀座から撤退する事になるとは思いませんでした。

正直悔しい気持ちでいっぱいです。

銀座に来てまる5年、有難いことに毎年増収増益でした。

銀座に来る前は銀座に通用するか不安でしたが数字で結果を残す事が出来て嬉しかったです。

銀座の街は華やかで綺麗なブティックやケーキ屋さんな花屋さんが街を彩っており歩いてるだけで気持ち良かったです。

夕方になるとクラブに出勤される綺麗な女性の方々が街を更に華やかにします。

そんな街を作務衣で歩くのが誇りにもなりました。

私の趣味であるランニングするのに皇居にも簡単に行き皇居ランが出来て楽しかったです。

この度銀座から撤退して創業の地で再起を図ります。

資本力がもっと有れば銀座で耐えていけるのでしょうが私の様に完全個人の経営では毎月100万以上の赤字を抱えながら持ちこたえる事が出来ないと判断しました。

お馴染みさんには判断が早くていい、とか英断と言われてますが正直自分の判断が正しいかどうかわかりません。

その結果が出るのは数ヶ月後のことです。

ただ今言えるのは「このままでは3ヶ月もたない」こと。

ある意味必然的に住宅地需要が見込める13年間お世話になった大井町に戻るという選択肢しかないと判断した次第です。

銀座のコース料理主体からコース料理を残しつついわゆる上にぎりやちらし寿司など一人前のおきまり寿司を提供します。

出前や持ち帰りの需要に期待します。

このコロナ禍の中色んな事があり色んなものを失いました。

胃潰瘍などの病気にもなりました。

でも私には皆様というお客様の財産があります。

スタッフにも恵まれています。

ダーウィンの言葉

『最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である。』

この言葉をずっと胸に抱き考えて今回の移転の判断としました。

銀座に来るとき熟成肉と魚介のコラボ「うにく」を作り登録商標をとりました。

魚介に拘らずビーフシチューやステーキなどにもチャレンジしました。

今回また更に変化を遂げていこうと思います。

変化=成長と思っています。

ある意味住宅地の大井町で育ち銀座という街で鍛え頂きその全てを融合したものを再度大井町で披露させて頂きます。

ある意味現時点での「寿司さいしょの集大成」になります。

現在の極みコースも残しつつアラカルトメニューも充実させたいと思います。

さいしょ農園の野菜を使った無農薬野菜を使った鍋やスープなども出したいと思います。

楽しみにしててくださいね!

それではクラファンスタートです。

皆様も大変かと思いますのでどうぞ無理のない範囲でご支援いただきたくお願い申し上げます。

長文となりましたが今の気持ちを綴らせて頂きました。

銀座では残り1ヶ月切りましたが銀座にお越しの節はお立ち寄りくださいませ。

何卒よろしくお願い申し上げます。

銀座寿司さいしょ 店主 税所伸彦

・クラウドファンディング
https://camp-fire.jp/projects/view/328542

・予約
https://yoyaku.toreta.in/sushisaisho