寿司屋物語銀座編31 一難去ってまた一難
皆様のシェア、拡散のおかげで大井町の旧店舗の引き渡しも無事に済み改装工事が始まったそうです。
ありがとうございます。
さて銀座に引っ越して丁度3か月経ち店にもようやく慣れてきて銀座の街にも慣れてきた時にとんでもない事が起きた。
契約から4ヶ月、営業開始から3か月しか経ってないのに来年の2月に退去して欲しいというのです!!
先週、私の入ってるビルのオーナー不動産屋がふらりと来て「先日送った内容証明郵便についてですが…」と言うのでなんの事です?何も来てないですよと言うと四階のテナントと間違えて私のとこに来た事に気付いた。
そして彼はこう続けた
「間違えて来てしまいましたがお話しをしなければならない事がありまして、、実は老朽化の為このビルの建て替えが決まり来年の2月に退去して欲しいのです。家賃、内装造作代の返金を致しますので来週あらためてお願いに参ります」
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何を言っとるのだこの人は?
契約から半年も経たずに老朽化の為建て替えするだ?
仲介を依頼した不動産屋に直ぐに連絡を取りこれを伝えるとさすがに驚いてました。
そして先週の金曜日にオーナー不動産屋の担当とその上司が来て話しを聞いたが全く理不尽な事ばかり。
向こうの提示した要望、条件
①老朽化の為建て替えするから来年の2月に退去して欲しい。
②今まで支払った家賃、水道光熱費を返金。
残りの契約期間の家賃を私に支払う。
③造作代の返金
私以外のテナントは既に退去済みか2月までに退去が決まっており私が最後だそうだ。
幾つもおかしいところがある。
まず他のテナントに退去の話がしてあるのに私には先週まで一切その話は来ていない。
私が契約してから建て替えが決まったと言っていたが明らかにおかしい。
私の隣のカラオケスナックは来月退去するそうだ。
とすれば少なくても数ヶ月前には退去の話がしてあったはず。
そもそも6月に契約しているのだから一年も経たずにして建て替えするから出て行って欲しいというのはあり得ない。
その事を問い詰めると「そもそもこの古い物件を2年定借で貸すべきでは無かった、恐らく空いてるテナントを埋めようと営業部がやってしまった」
全くもって意味がわからない。
この物件は定期借地という事もあり銀座にしたら破格の坪2万で契約しています。
だから低料金でメニューを設定した。
今まで支払った家賃とこれからの家賃を払うと言っていたが2年分の家賃をもらってもたったの360万。
銀座は坪3万〜4万は当たり前。
仮に次の店舗が見つかったとしても坪3万だとしたら10坪で家賃30万、保証金だけでも10ヶ月で300万となりこれに仲介手数料、前家賃など入ると400万近くなりこれに新たに造作代が加わりとんでもない金額になる。
だいいち私に合う丁度いい広さの物件が直ぐに見つかるとは思えない。
もし見つからなかった場合の休業保証もしてもらわなければならないのは当然のこと。
来週以降に不動産屋から具体的な数字、保証内容が文書で提示されますが恐らく話にならないでしょうね。
私の方は仲介してもらっている不動産屋と弁護士を通じてやり取りをする事になりますね。
先日私の個人のFacebookにざっくりとこの事を投稿したところ沢山の応援コメント、アドバイスを頂きました。
中には不動産屋さん、弁護士さんも友達なのでプロのご意見も頂きましたが素人の私が相手をすると怪我をするケースだからちゃんと弁護士を立てて相手に臨んだ方が良いとの事でした。私もそう思いますので弁護士を立て法律に基づき契約書に則って私の権利を守りたいと思います。
あとでご紹介しようと思っておりましたが今月16日にはコンビニでよく置いてある「極上大人のレストラン」という冊子に2ページに渡り掲載します。
来月「大人のレストラン」シリーズの新店舗紹介の本に1ページ掲載、来週からは高級ホテル、レストラン予約サイトの一休.comに掲載します。
一休については先方からの掲載依頼で銀座の寿司屋としては6件目の寿司屋となります。
12月からはJAL のHPにJALカード特約店として掲載開始します。
この様に年末年始商戦に向けて着々と準備を進めていた矢先にこの様な全くもって不条理な退去騒動となり甚だ憤りを隠せません。
当店は法人で品川の旧店舗から登記を中央区に移したばかり。
税務署への届け出や保健所への営業許可の申請し直しなど莫大なお金、時間、労力がかけります。
不動産屋2人が来て最後に残した言葉
「今度は定期借地ではなく更新できるテナントで契約した方が良いですよ」
みなさん信じられないでしょう?
あなたがそのセリフ言うのか?って思いませんか?
私は自分の保有する権利があります。
納得するまで出て行きませんよ。
皆様には御心配おかけ致しますが応援、ご指導よろしくお願いいたしますね。