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2015-12-17

寿司屋物語銀座編36 IL♡VEガイジン

先週2日連続で2組のアメリカンがご来店されたのでちょっとその辺のお話しをば。。

私拙いのですが多少英語を話します。

20代丁稚時代に店のみんなとハワイ旅行を行った時に完璧な日本語で接客され逆にガイジンさんが自分の店に来た時に何も適切なサービスをしてあげられず「お金を払ってくれるのは日本人もガイジンさんも同じである以上同じサービスを受けさせたい」「そしていつか日本独特の生食文化の寿司を海外で発展させたい」と思い英会話スクールに通いました。

はじめはジオスでしたね。

四年通いましたよ。

そのあとは個人レッスンを中心にスクールを変えていきました。

2001年、個人レッスンのカルフォルニアから単身で来てたおじいちゃん先生が9月に夏休みで帰国。

「うちに泊めてあげるから遊びにおいでよー」と彼の誘いを受けカルフォルニアで働きたかったから職場探しを兼ねて遊びに行きました。

そして着いた翌日がなんとNYテロ!

そう9/10にカルフォルニアに着いてたのです。

当然カルフォルニアでも大騒ぎで次はLAX(空港)が狙われるなどと噂が流れ厳戒体制でした。

事なきを得て無事帰国したのですが英語が全く話せない妻がこれからテロ組織と戦争に突入するであろう国に住むのは怖いと反対され渡米を断念。

とりあえず日本で先に出店してお金貯めて渡米でもいいかと翌年に大井町に出店したのでした。

その後もダラダラと英会話を続けてたおかげで大井町で唯一ガイジン対応できる寿司屋として外国からのお客様を連れて来てくれてました。

その大井町時代に日本人に連れて来てもらってたカルフォルニアの人達が8月に出張を利用して来日、わざわざ探して来てくれました。

あの時は本当に感動しました。

彼らは殆ど日本語話せないのにグーグルマップを頼りにタクシーに乗って来てくれたんです。

そしてその彼らが先週突然来てくれました。

とっても気のいいアメリカンで最後はいつも一緒に飲んでしまいます。

そんな翌日にウニ好きのアメリカンに美味いウニを食べさせようとシカゴからのお客様を連れて来てくれた方がご来店。

「銀座、ウニ、寿司」で検索したら例のうに祭りやうにくの画像が大量に流れてきて(笑)ここだ!との事で来てくれたそうです。

シカゴから来た彼にも満足して頂けたようでした。

ここんとこ英会話サボってたのですが勉強し直してガイジンさんに日本人同様魚の旬の説明やお酒について教えてあげられる様にしたいと思います。

そしていつか海を渡りたいなーなんて思っています。image image